EQ(感情知能)を活用した人材育成支援を行っているプリズムキャンバスの相澤です。

士業が大勢いる会社の某企業様にて役職者の方を対象とした6ヶ月間の「EQ研修」を実施しました。
今回は参加者の声とともにご紹介します。

なぜ今、EQが必要なのか?

EQ(Emotional Intelligence Quotient/感情知能)とは、自分や他人の感情に気づき、適切に理解し、上手に扱う力のこと。

急速に変化するビジネス環境において論理やスキルだけでなく、

「感情」を味方につけられる人材こそがこれからのリーダーに求められています。

特に管理職やリーダー層においては、感情の扱い方ひとつで、チーム全体の空気や生産性や離職率にまで影響が及びます。

EQトレーニングの目的

このプログラムでは、役職者が組織、チームに良い影響を与えられるように

自分自身の感情をマネジメントする力を身につけることを目的として実施させていただきました。

感情をうまく活かすことができれば、組織やチームに良い影響を与えられるだけでなく、

結果として成果につながる行動を生み出すことができます。

実際に受講した方々の「リアルな変化と気づき」

EQトレーニングを受講された方々からは、次のような声が寄せられています:

  • 「相手が何を感じているか、発しているか、発しようとしているのかを考えるようになった。」
  • 「状況により自分の感情に気づけるようになり、無意識の反応が減った気がする。」
  • 「感情的になる手前でどう反応すべきかという行動をとることができるようになった。」
  • 「マイナスな感情を持つことが悪いことだと思っていたけれど、悪いことではないんだと知ることができた。」
  • 「部下とのコミュニケーションが増えた。増えるように意識するようになった。」
  • 「自分の感情に気づけるようになった。特に怒りの感情を意識できるようになったので冷静に対応できるようになった。」
  • 「感情はコントロールできると感じた。チェックモデルを活用しながら、自分の気持ちを確認するようになった。」
  • 「仕事に向かう姿勢が大きく変わった。素の自分でいられるようになった。」
  • 「ネガティブな感情に向き合うのは辛かったけど、それは乗り越えることができた。」

EQトレーニングが単なる知識の習得ではなく、

自分の内面に気づき、行動に変化を生む実践的な学びの時間となりました。

プログラム概要(一部抜粋)

  • 1ヶ月目:EQアセスメント受検
  • 2ヶ月目:集合研修/EQセッション(オンライン)
  • 3ヶ月目:個別ワーク・応用トレーニング・ワークショップ形式の実践型研修
  • 4ヶ月以降:EQワーク

EQスキルがもたらす企業メリット

  • チームの信頼関係向上
  • メンタルヘルス対策
  • 上司・部下間のコミュニケーション改善
  • 感情に流されないリーダーの育成
  • 離職率の低下、心理的安全性の向上

まとめ

「感情を職場に持ち込むべきではない」と考えられていた時代は終わりました。

むしろ、感情に気づき、向き合い、行動に変換できるリーダーこそ、

これからの組織を牽引していきます。

EQは誰でも後天的に伸ばすことができるスキルです。

今後もEQをキーワードに、感情と行動のつながりを深める研修を展開してまいります。